タイサンボク

一歩屋外に出ると、籠もった熱気から開放される
過剰なまでの蛍光灯の光に慣らされた目に心地よいほの暗さ

思わず伸びをしたくなる一瞬

それでも、
まだ頭の中だけは騒々しく動いてる

……と、甘い香り

木蓮の香りに包まれ、思考停止


見上げると、うっそうと茂った大木
いくつもの開いたばかりの白い大輪の花

朝見かけた時には、盛りの過ぎた花がまばらだったのに、
夜目にも白い花がいくつもいくつも開いてる


琵琶のような葉が生い茂り、
ぽつぽつと盛りを過ぎた木蓮の姿

朝、何気に目に映っるソレはそんな印象

………………って

何か変やん!

明らかに開いたばかりの花弁に見えるが
……木蓮にしてはいきなり開きすぎではないか??

今は6月
……木蓮にしては開花が遅すぎないか??

そしてそして……
何より……めちゃ葉っぱだらけなんですけど……(ーー;)


アンタだぁれ?

そう問い掛けてみた所で返事がある筈もない


この週末に調べてみたら、
どうやら、その子の名前は「タイサンボク」

木蓮のお仲間みたいなんですが……

多分、私は初見


最近のお楽しみの一本なのです


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